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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名東徹(日本維新の会)

2019年6月11日

委員会名参議院 厚生労働委員会


「今日から児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案の委員会質疑ということでありますが、いろいろと朝から質疑が行われておりましたけれども、やはり、世間ではいろんな事件がありますが、子供が犠牲になる事件ほど、こんなつらい、痛ましいものはないなと、本当につくづく報道を見ていて思うわけであります。特に児童虐待の場合は、その虐待されている期間のことを考えると、本当に子供さんがつらかったんだろうなと。今回の千葉県の野田市も、お母さんが娘さん心愛さんのことを、地獄だったというふうなことも言っておられて、そういう幼い子供が地獄を味わうというのは本当、こんなつらいものはないというふうに思うわけでありまして、何とかこういった児童虐待をなくしたいという思いで、恐らく市町村も都道府県も厚生労働省も政府も一丸になって何とかしなきゃならないという思いは皆一緒なんでしょうけれども、なかなか児童虐待がなくならないというのが現実だというふうに思っています。そんな中で、どうやってこの児童虐待を未然に防いでいくのかというところでありますけれども、まず質問させていただきたいのは、児童虐待による死亡事例でありますけれども、今も年間七十件程度あるわけですね。報道で見るのはその一部だということになっていると思うんですけれども、なかなか一向になくならないと。最近新たに、先ほどもありましたけれども、札幌市での二歳の女の子、池田詩梨さんですけれども、虐待で亡くなるということもありました。今でも児童虐待がニュースになるごとに、政府はいろいろな対策をこれまでも講じてきましたけれども、幼く尊い命を幾つも救うことがなかなかできないというのはもう本当に残念であります。今までも、法改正もこれまで何回か行ってきておりますし、体制強化とか連携強化とか、そのたびにそういった言葉が飛び交ってくるわけですけれども、なぜ、昨年の目黒区の事案とか今年の千葉県野田市の事案とか、今回の札幌市の事案もそうですけれども、防ぐことができなかったのか、まずこれについて、大臣、どのようにお考えになっておられるのか、まずお聞きしてみたいというふうに思います。」 「今大臣から、いろいろと今回の、直近の事案について対応をするように行ってきたという御説明でありました。確かに、どうしてそういったことになったのかというのを評価して、どういうふうにこれから対応していくのかということを検討して実行していくのは非常に大事だとは思いますけれども、果たして本当にそれだけで児童虐待がなくなるのかなという思いをしているわけであります。今年の一月の千葉県野田市の事案を受けて、二月に、児童相談所において在宅指導している虐待ケースの緊急安全確認というのを行ったと思います。その結果、安全確認の対象となる児童三万八千八百六人のうち、二月の時点では安全が確認できなかった児童というのが二千六百二十五人おり、その後に、フォローアップによって、三月の時点で四百三十八人がこれまだ未確認ということになっているわけですね。なぜ、これ在宅指導している虐待ケースであるのに、その児童の所在が不明なのかというのは、これ本当に一番危険なケースだと思うんですね。ふだんから把握できていない原因について、これどのように考えておられるのか、まずお聞きしたいというふうに思います。」 「今回こういった野田市のようなことがあって、緊急安全点検というふうに行って、それが、対象者が三万七千八百六人いて、安全確認できなかった児童が二千六百二十五人、その後のフォローアップによって四百三十八人。この四百三十八人というのは、まだこれ生きているのかとか、どういう状況にあるのかというのがまだ分かっていないという理解でよろしいんですか。」 「いや、僕が聞いているのは、四百三十八人、まだ面接ができてないんですよね。未確認ということはそういうことですよね。」 「予定があるけれども面接ができていないというのは一番危険ですよね、思いませんか。どういう状況にあるのか分からないわけでしょう。子供さんが、会って初めて、あっ、その子が安全なんだなということがやっぱり分かると思うんですよね。所在不明というのは、これ会いようがないわけですよね。やっぱり、これをまずは徹底して早く、一日も早く安全確認をまずはやっぱりやるということが大事だというふうに思います。これができていないというのがなぜなのかなと、本当に不思議でしようがないわけですね。だから、未確認という状況というのが一番心配なわけですから、やっぱりそこに集中していく必要があるのかなと、こうまず思うわけです。未確認児童については引き続きフォローアップを行うということでありますけれども、緊急安全が行われたことによって一時保護された児童が、今回これ百四十四人おったわけでしょう、一時保護が。ということは、一時保護するということは、大変危険な状況にあったから一時保護していると思うんですよね。それが今回の緊急安全点検によって百四十四人も見付かったというのは、まあこれはもうある意味、そういう子の身柄を確保することができて良かったんだろうというふうには思うわけですけれども、だから、この安全点検というのは非常に大事だというふうに思うんですよね、大事だというふうに。これ、たらればというか、仮の話になって恐縮ですけれども、この緊急点検を昨年の時点でもし行っておれば、千葉県野田市の栗原心愛さんも亡くなることも防げたんではないのかというふうな可能性もあると思うんですね。なぜ、これ昨年三月に東京都目黒区における死亡事案が生じた時点でこのような安全確認行わなかったのか、これについてもお伺いしたいというふうに思います」 「やっぱり安全確認が一番大事じゃないですかね。今、子供がどうなっているか分からないと。学校に来ていない、幼稚園に来ていない、保育所に来ていない。で、子供がどういう状況か分からないという子供たちをまず安全確認していく。今回の安全確認で百四十四人も一時保護ですよ、これ。百四十四人も一時保護したということは、よっぽどその子の事案にいろんな非常に厳しいケースがあったんだろうというふうに思うわけですよ。だから、この安全確認というのは非常に大事だというふうに今回のこの報告を見て非常に思うんです。対応が遅れることで、虐待による死亡事例、これ以上やっぱり生じさせてはいけないわけですから、今回行った緊急安全確認、これを毎年一回でも定期的に行うことによって、相当な子供たちが救われるのではないのかなと思うんですね。どんな大体虐待のケースでも、やっぱり時間が掛かっているんですよ、ある程度、一定の。ある日突然、元気だった子供がばたっと亡くなるケースというのは、今までのケースの中ではやっぱり少ないと思うんですね。やっぱり時間掛けて、だんだんだんだんと子供の体が弱っていって、その中で亡くなっていくというケースが多いんだろうと思います。ということは、年に一回でも、それは年に二回ぐらいの方がいいかもしれません。でも、最低でも年に一回こういった安全確認ということを行うことによって、今回でも百四十四人が一時保護ですから、ひょっとしたら百四十四人の命がこれ救われたかもしれません。だから、非常にこの安全確認というのは大事だというふうに思うんですけれども、年に一回でも定期的に行うべきではないかと思いますが、どうでしょうか。」 「もう一つ、情報共有ということで一番最初に根本大臣からも答弁があって、転居とかの情報共有を図っていたというふうに言うんですけれども、これは、児童虐待が疑われる親の転居に関して転居前後の児童相談所の情報共有が重要であることは当然だと思うんですけれども、続いて起こってしまった虐待による死亡事案で改めて分かったことがありますけれども、そもそも、その転居の有無について、児童相談所、どのように確認しているのか、お伺いしたいと思います。」 「それが一番問題だと思うんですよ。転居するときに、私は今度何々県のどこどこへ転居しますよと言う人は恐らくなかなかいないんじゃないかなと思いますよ、児童虐待、やっぱり知られたくないという親にしてみればですね。親が自分の子供を虐待しているのを知られたくない親にとっては、転居先をやっぱり言わないケースってあると思います。言わなかったら、これ分からないわけでしょう。それは全国に、児童相談所にネットを張ると言うんですけれども、でも、それ、通報があれば分かってきますけれども、なければ分からないわけですよね。だから、もし転居したときにどこへ行ったかと言わなかったら、これ、しばらくずっと分からないままじゃないんですか。」 「そういうケース、どうしていくかですよね、転居先を言わずに。これ、もし転居先で住民票をちゃんときちっと登録したらば、これはすぐに分かりますか。」 「いや、転居届じゃないですよ。引っ越しして、転居届とかも出さずにどこかへ行ってしまったと。そのときに、例えば東京から大阪に引っ越してきた、大阪に住んでいるけれども転居届とか出していない、ただ住んでいる。住民票は、これ移したときにはすぐ分かるんですか。」 「じゃ、そうしたら、その住民票を移すまでは分からないということですよね。分からないということですよね、住民票を移さなければ。」


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