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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名三宅伸吾(自由民主党)

2020年1月30日

委員会名参議院 予算委員会


「おはようございます。昨日に続き質問の機会をいただきまして、委員長、そして理事始め各位に御礼を申し上げたいと思います。これから伸びる成長分野、間違いなく私、二つはあると思います。一つは、労働力不足の観点から外国人の日本で働く方が増えるだろうと、これもまた間違いないと思います。技能実習制度に続きまして、昨年春からは特定技能という在留資格をつくりまして、より高度な技能を持った方を日本にお迎えをするということが動き出しております。もう一つが、言うまでもなくインバウンド、外国人旅行、観光客がこれからどんどん更に増えるというふうに思います。日本政府は、二〇三〇年に訪日外国人旅行者数六千万人、消費額十五兆円の達成を目指しております。今、そのトレンドの中で、全国山々そして津々浦々に海外の方が押し寄せているということでございます。この大きな流れに、私の地元でございます香川県そして四国も波に乗らせていただいております。(資料提示)昨年は、米ニューヨーク・タイムズ紙が、二〇一九年に訪れるべき観光スポットとして瀬戸内の島々を選んでいただきました。そして、今年に入りましては、オランダのブッキング・ドット・コムという旅行関係のサイトが、日本の場所としては唯一、香川県の県庁所在地でございます高松市を選んでいただきました。高松市を、うどん王国であり四国の玄関口の都市、活気に満ちた食文化や風光明媚な景色に興味のある旅行者に最適な港町、そしてまた、国の特別名勝、栗林公園の写真も掲載していただきまして、絵画のように美しく必見と御紹介をいただきまして、本当に、瀬戸の島々だけでなく、うどん県香川県、そして高松市がこれから世界ブランドにますますなっていくということを地元選出の国会議員として強く期待をいたしております。そういう大きな波が来ている中で、大変私、懸念していることがございます。それは、香川県、四国のインフラの整備が必ずしも十分ではないということです。高松空港、上海、ソウル、そして台北、香港から国際線飛んでおりますけれども、高松空港は少し高台にございまして、霧がよく発生をいたします。そして、着陸システムが必ずしも性能の良いものでないものですから、霧が出ますと条件付のフライトになりまして、羽田空港から高松空港に飛んでも、途中から引き返すということがしばしば起きております。そして、高松港でございますけれども、超大型のクルーズ船がなかなかスムーズには入港できない、そしてまた小豆島経由、神戸に向かうフェリーでございますけれども、積み残しが出ております。大型化して交通輸送力を高めようとしても、水深が浅く、そしてまた岸壁も短く、耐震岸壁を早急に整備しませんと、この大きな波に乗り切れないということがございます。そして、交通インフラで一番大事なことは新幹線でございます。北海道から九州まで新幹線ございますけれども、四国だけにはございません。是非、徳島、高松、松山、そして高知から香川県を抜け岡山につながる十文字の四国における新幹線を是非整備をしていただきたいというふうに思っております。四国新幹線が整備されますと、高松―大阪間は現在一時間四十四分掛かりますけれども、これが一時間十五分になります。そしてさらに、リニア中央新幹線とうまく接続ができれば、四国四県から東京まで三時間以内で行けるということになります。赤羽国土交通大臣にお聞きいたします。四国における新幹線の早期実現に向け、整備計画への格上げを視野に国による調査をお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。」 「是非、四国だけに新幹線がないという状況を一刻も早く解消していただきたいと、重ねてお願いを申し上げたいと思います。さて、話題を変えまして、刑事の司法分野についてお話をしたいと思います。昨年の年末でございましたけれども、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告人が逃走いたしました。その報道に接した際、怒りに私は震えました。ふざけるなという思いでございます。そして、その一方で、逃走をさせてしまった主権国家日本の国会議員としてじくじたる思いでございます。今は国会開会中でございます。もし国会の許しが得られるなら、今すぐにでもレバノンに飛び、逃走した被告人を連れ戻す交渉を担当させていただきたいというのが私の偽らざる気持ちでございます。先日、シンガポールである会が開かれました。これはアメリカ・ハーバード大学ロースクールの同窓会でございました。話題になったのはこの問題でございます。なぜ日本国政府はもっと速やかにかつ毅然とした態度を取らなかったのかという話で持ち切りだったそうでございます。参加した日本人弁護士は、同窓生から、先ほど申し上げたような趣旨で激しく糾弾をされたそうでございます。彼は言っておりました、日本はいまだに恥の文化が残っているんではないかと。逃げられてしまった思いに萎縮し、国際的なスピード感、物差しでまだ考えていないのではないかというのが、シンガポールのハーバード大学ロースクールの同窓会で糾弾をされた日本を代表するある法律家の弁でありました。もうミスはミスでございます。ただし、問題は、被害者意識ばかりに凝り固まらず、主張すべきは主張し、先進主権国家として直すべきところをすぐに正し、もし法の穴があるのであれば速やかに是正すべきだというふうに思います。最高裁にお聞きしたいと思いますけれども、ゴーン被告人に保釈保証金十五億円でございました。条件に違反したのでもう没収したそうでございますけれども、結果論でいえば、十五億円、安かったんだと思います。保釈保証金引き上げるべきだと私は思いますが、最高裁の取組をお知らせください。」 「ゴーン被告人の場合は保釈保証金十五億円でございました。過去最高は二十億円前後という保釈保証金のこともありましたけれども、もしゴーン被告人の保釈保証金、十五億円でなく百億円だったらどうだったんだろうとか私考えたりしますので、是非しっかりと議論をしていただきたいと思います。そして、出入国在留管理庁の佐々木長官にお越しいただいていると思いますけれども、一点だけ確認させてください。今回の場合は、ゴーン被告人はパスポートを提示せず、出国審査官の前を通らず逃走したそうでございますけれども、そもそもゴーン被告人について出国担当官の方に警告等は出ておったんでしょうか。」 「是非今後もしっかりと出国管理していただきたいと思います。出国管理に違反して、今回、ゴーン被告人、当然犯罪なんですけれども、懲役一年しか入管法には罰則規定がございません。もし国内で失踪した場合には、実は罰則規定がないということになっております。森大臣と是非御議論をさせていただきたいと思います。刑務所から逃げればいろいろ罰則規定があるとお聞きしておりますけれども、保釈中の被告人が失踪をしましたと、これ国の内外を問いません、失踪したこと自体を制裁する罰則規定がないことについてどのように感じておられるか、お聞きしたいと思います。そして、もう一つだけ、もう一つでございます。釈放された被告人、そしてまた仮釈放の方もそうでございますけれども、我が国にはGPS等を使った電子監視システム、これが仮釈放の方、そして釈放されている被告人に対しても導入をされておりません。逃げても罰則がない、電子監視もされていない、この現状について是非法務大臣の御見解をお聞きしたいのと、もう一点でございますけれども、我が国は、被告人が逃げたレバノンよりは世界的に見ますと極めて高い司法への信頼を受けております。しかしながら、自白をしないとなかなか釈放されないという、人質司法という言葉でやゆされておりますけれども、そういった影のところもございます。法の穴として指摘されております逃走に対する罰則規定の創設、そして電子監視システムの導入、それに加えまして、我が国の刑事司法に対する人質司法問題を含めて法務大臣の御見解をお聞きしたいと思います。」


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