希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名小倉將信(自由民主党)

2020年02月05日

委員会名衆議院 予算委員会


「どうもありがとうございます。先日私が拝見をした日本経済新聞の記事の中で、実は手がたくない野球のバントという記事がありました。これはどういうことかというと、野球の試合のデータを分析をしていると、基本的に、無死一塁からバントをして二塁に進めるのがセオリーというふうに言われておりましたけれども、データを見ると、そのままバントをせずに攻めた方が、〇・一三点、得点期待値が上がるということなんです。そういう意味では、私は、EBPMというのは、これまで当たり前だと思われていた政策を、実は効果がなかったというふうなことを明らかにしていく意味でも非常に効果があると思います。例えば、効果があると思われていた治療や薬について実は効果がなかった、効果があると思って普通にやられていた教育が実は学力向上に貢献をしていなかった、幾らでもあると思います。こういったものを明らかにしていく取組がEBPMだと思いますけれども、これは、役所側にとってみれば、一生懸命やって、効果がないとわかった時点で予算を削られちゃいますから、だからやらないというふうなインセンティブにややもするとなってしまいます。だから、効果がないことをはっきりする取組をしてくださっている、そういう役所に対して積極的に後押しをする取組もEBPMにおいて重要ではないかと思います。EBPMに近接をした概念にナッジというのがあります。ナッジというのはそっと背中を押すということでありまして、細かい説明はもう割愛をいたしますけれども、これは、人間が非合理的な行動をとることが多い行動経済学の知見に基づいて、例えば、法律で義務を課すのではなくて、予算や税制で誘導するのではなくて、それ以外の手段で、あるべき政策に向かって多くの人たちが協力をしてくれるような、そういうことをやるというのがこのナッジでありまして、世界的にもこのナッジの取組が進んでいるわけでありますけれども、じゃ、日本版のナッジユニット、ナッジの中心がどこにあるかというと、実は環境省なんです。そこで、小泉大臣に、このナッジの取組を環境省においてどうしっかり取り組んでいくかということについてお伺いしたいと思いますと同時に、せっかくの機会なので、小泉大臣と私は同い年です。小泉大臣も、この半年、いろいろ国際会議に出席をされていて、国際世論の風、風向き、こういったものを感じることがあるんだろうと思います。これから答えていただくナッジについてもそうですし、EBPMについてもそうです。周回おくれを感じているところももしかしたらあるかもしれません。環境省の分野でいえば、石炭火力についても、私も金融に身を置いていたので、世界的にはダイベストメントということで、さまざまな座礁資産があるということも言われておりますけれども、そういったことについても、いろいろな国際会議の場に出て肌身に感じていることがあると、今、私は思います。そういった大臣の……危機感、焦燥感、こういったものもあわせて教えていただけるとありがたいなと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る