希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名杉久武(公明党)

2020年3月16日

委員会名参議院 予算委員会


「まあ一旦とはいえ、やっぱりこれ利子を払わないといけないというこの状況について、利子の減額はその以前に一旦されるということでありますが、できる限り中小企業の皆さんに御負担のないような形で機動的に実施をしていただきたいというふうに思います。私も、いろいろな中小企業の皆さんから、今回の新型コロナウイルスの影響を受けてのお声をいただいております。例えば、ある中小企業の方からは、数年前に様々商品のクレーム等があって事業が一旦傾きかけたと、そういったときに何とか金融機関の借入れ等の、借入条件の変更もしながら再建に取り組んできてようやく再建のめどが立ったと、でも、そのときにこの今回の新型コロナウイルスの影響で売上げが激減をし、そこで、今回の第二弾の緊急対応策をもって金融機関に相談に行ったが、条件変更中の企業である、そのため返済の見込みが信頼されないなど、こういうことを理由に全く取り合ってもらえなかったと、こういったことが言われたわけでございます。もちろん、信用力の審査が不要とまでは申し上げませんけれども、もうここしか頼むところがない、こういう企業も増えてきているというのは事実だというふうに思います。また、セーフティーネット保証、今回拡充をしていただいておりますが、これは、原則は融資を受ける本人が所在地の市町村の商工担当課の窓口に申請書を出す、そして認定をしてもらうという手順になりますけれども、この窓口が既に三時間待ち、こういう声も聞こえてきているところでございます。また、融資を実行をしてもらうには、申請した後、当然審査を受けて行うわけでありまして、一定の時間を要するわけでございます。しかし、今、中小・小規模事業者の資金繰りは待ったなしの状況でございまして、既存借入れの条件変更などを含めた事業者の資金繰りの緩和に向けた対応を更に迅速に行う必要があると考えます。金融機関全体につきましては金融担当大臣から、そして政府系金融機関に対しては経産大臣から、この迅速な資金繰り支援について御見解をいただきたいというふうに思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る