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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名杉久武(公明党)

2020年5月26日

委員会名参議院 財政金融員会


「是非しっかりと地域金融機関を金融庁主導して支えていただきたいというふうに思います。二〇二〇年の一月から三月期の実質国内総生産、GDPが前期比マイナス〇・九%、年率換算でマイナス三・四%との報道がございました。今後、雇用や所得環境への悪影響も懸念される中で、地域金融機関への期待と負荷はいや増して大きくなると思いますので、金融庁には引き続き適切な支援をお願いしたいというふうに思います。最後に、コロナ後についても考えていきたいわけでございますけれども、消費が元の水準に戻るには時間が必要であります。これまで我が国経済を牽引してきたインバウンド需要も当分戻らない可能性がございます。こうした中で、我が国経済の中長期的な対策についても、今から早急に検討していく必要があるというふうに思います。現在、政府では二次補正の準備を鋭意行っていただいておりますが、一次、二次補正とも企業の資金繰り支援や給付を中心としております。しかしながら、コロナ終息後を見据えますと、更なる補正予算の編成は不可欠ですし、その際には景気刺激策を中心としたメニューも検討していかなければなりませんが、この点については私どもも周到に準備を進めていく必要があるというふうに思います。その上で、最後、総裁にお伺いをいたしますが、総裁には、何でもやるとの力強い御発言をいただいているとおり、ETFや社債など金融資産の購入枠の拡大や金融機関への特別オペなど、中央銀行としてやれることは何でもちゅうちょなくやっていただいておりますけれども、今後の中長期的課題を見据えて、例えばマイナス金利政策の議論もございますけれども、何でもやるとの観点から見た我が国景気、経済の回復に向けた中央銀行としての中長期的な展望や課題につきまして、現時点における日銀総裁としてのお考えをお聞かせいただければと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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