希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名中村裕之(自由民主党)
2020年12月2日
委員会名衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会
「科学技術・イノベーションを推進するということは、我が国が将来何で食っていくか、日本の世界における地位をしっかりとしたものにする上で非常に重要なテーマだというふうに思っております。その上で、この委員会での質疑は初めてということですので、この質問の機会をいただいたことに感謝を申し上げ、質問をさせていただきたいと思います。私、党内で、若手で、日本の未来を考える勉強会という議員連盟を活動しておりますけれども、その議員連盟で、先般、現役の大学院生を中心とした学生さんとの意見交換の機会をいただきました。代表の山岸さんという方は、フランスに大学で留学をして、そして日本の大学院に戻ってきて、大学院生という方でありまして、フランスでは、違う学校との研究交流ですとか研究機関とのいろいろな研究内容の共有ですとか、そうしたことが非常に活発に行われていたにもかかわらず、日本に戻ってくると、大学の壁を越えた、そうした情報交換などがなかなかしづらいというようなお話をされておりました。学校の姿勢や教授の考え方にもよるかもしれませんが、明らかにフランスとはそういった環境が違うというお話をされていたところであります。そうした中で、ことしは、新型コロナウイルス感染症拡大の関係で、研究室に行けないという期間があって、リモートでの研究室とのやりとりですとか、そうしたことが常態化をしてきたわけでありまして、ある意味、このことが、研究のデジタルトランスフォーメーション化ですとかリモート化ですとか、そうしたこと、新しい環境のもとでの研究、そして距離や時間軸を超えた世界との研究内容の共有や情報収集、また共同研究などにつながる、新しい、いいきっかけになるのではないかと私は考えております。その意味で、この研究分野におけるポストコロナ社会においての研究のデジタルトランスフォーメーション化を強力に推進する必要があると思いますけれども、井上大臣とそれから文部科学省にも、考え方、取組についてお伺いしたいと思います。」