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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名山田宏(自由民主党)

2020年3月3日

委員会名参議院 予算委員会


「外交ですからね、話し合って何か変わるというのは、その前に変えざるを得ないような環境になっていないと変わらないわけですよ。だから、話し合えば変わるというのは全く違うんですね。それで、一つの例を申し上げたいと思いますけど、ちょっと長くなりますが、一九九二年に天皇訪中がありました。このときは、中国側からの再三再四の要請があって、つまり、国交正常化二十周年ということで是非、天皇陛下に訪中していただきたいということで、当時宮澤内閣、このときに再三あって、国内では国論が二分したんです。これは、この国会の議論を見ていても、自民党内も二分しているんです。その中で政府側の姿勢というのはどうなっているかというと、例えば、当時の外務大臣である渡辺美智雄国務大臣は、是非、過去の問題を一切ここでもうきれいにして、日中関係、一層前に進めていきたいと、こう言っているわけです。さらに、当時の官房長官、加藤紘一官房長官は、アジアで二つの国が相対峙するというようなことはアジアの平和、世界の安定のために資することにはならないと。したがって、この二国はいろんな努力、あらゆる努力を通じていい関係になるように努力しなければならない。それぞれ主張が違ったり、国の成り立ちも違いますから、政策的な主張の違うところが出てくると思いますが、率直に問題を言い合わなければならないと。そして、もう一つ、渡辺美智雄外務大臣は、挙げて中国においても日本においても非常に祝福されるような雰囲気の中で訪中されることが一番望ましいわけでございまして、そういうような環境づくりのために努力したいと。今と同じじゃないですか、政府、言っていることが。そのときの政府側の主張をまとめると、訪中で過去の問題に幕を下ろし、日中関係を前進させたい、日中が対立することはアジアと世界の平和にマイナスであり、両国の主張の違いがあっても率直に話すことが重要である、訪中が日本国民にとって祝福されるような環境をつくるために努めたい。今の政府の答弁とほぼ一緒です。じゃ、どうなったか。その天皇訪中を反対があるにもかかわらず押し切った結果、どうなったか。一九九四年、江沢民主席は、愛国主義教育実施要綱を策定して徹底的な反日教育を行った。小泉総理の靖国参拝や日本の常任理事国入りに反対して、中国全土で反日デモや日本企業に対する破壊行為を行った。二〇一〇年には尖閣諸島で漁船の衝突事故を起こし、二〇一二年には香港の活動家たちが尖閣諸島に上陸した。むしろ悪くなっているんです。我が国の友好という思惑とは裏腹に、中国は友好どころか、逆に、反日デモ、侮日暴動、さらに、尖閣諸島など我が国領海、領空への侵犯や挑発行動等をエスカレートさせながら今日に至ったんじゃないですか。天皇訪中、何にも役に立たなかったじゃないですか。役に立ったのは、その訪中で突破口となり、天安門事件に対する世界の経済制裁がなし崩しになり、中国の外交的勝利への道筋を開いただけに終わりました。そこで、総理に伺います。一九九二年十月の天皇訪中の結果を安倍総理はどのように評価をされているでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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