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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名杉久武(公明党)

2021年5月20日

委員会名参議院 国土交通委員会


「続いて、住宅の平均築後年数について確認をしたいと思いますが、この点については今日、足立委員からもお話、質問がありましたので、その原因分析については先ほど答弁を聞かせていただきました。それらも十分理由ではあろうかと思うんですけれども、もう一つ違う視点で関連して質問をさせていただきたいと思います。それは何かといいますと、既存住宅の流通問題というものも一つの懸念、長年の懸念になっているのではないか。今日まで、この短いスパンで住宅が建て替えられるという理由の一つに対しては、やはり既存住宅に対する不安、つまり、築後年数の短さにあるとおり、中古物件は長くもたないものであり、まして上物などは資産たり得ないという、そういうある意味コモンセンスが成立しているのではないかという、こういう懸念、考えであります。なぜかといいますと、国土交通省が過去に行った既存住宅に関するアンケート調査でも、既存住宅を購入しない理由について、新築の方が気持ちいい、新築の方が思いのままになるといった既存住宅に対する心理的な抵抗感が上位を占めております。こうした不安を抜本的に取り除かない限り、既存住宅市場の発展は難しいのではないかと考えます。そこで、必要なことは既存住宅に対する保証制度の強化であるというふうに思いますが、それに関連して、安心R住宅の利用促進、これが必要になってくるんだと思いますが、安心R住宅の利用促進に向けた国土交通省の取組について確認するとともに、安心R住宅に認定された良質な既存住宅に対しては保証制度やアフターサービスの更なる充実について検討すべきと考えますが、国交省の見解を伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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