希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名村井英樹(自由民主党)

2020年11月13日

委員会名衆議院 厚生労働委員会


「厚生労働委員会で今国会の重要法案であります予防接種法、検疫法の改正法案について質問の機会をいただき、理事、委員長始め、皆さんに大変感謝を申し上げます。また、コロナ対策に最前線で立ち向かっておられた橋本岳前副大臣の後で大変恐縮でございますけれども、精いっぱい質問させていただきたいと思います。御案内のとおり、この新型コロナワクチンに関しては、我が国も含め、世界の英知を結集して各国企業で開発が進められておりまして、我が国においても、各メーカーとのワクチン確保に向けた交渉や、研究開発、生産体制整備の支援を行っているところです。また、海外では、米ファイザー社や英アストラゼネカ社などの複数の企業のワクチンが治験の最終段階であります第三相試験に入っており、先日、米国ファイザー社の発表では、治験段階でありますけれども、九〇%の効果があるとの報道もありました。年初からの長期戦となっているコロナとの戦いに打ちかっていく、そのためのワクチン開発に期待は高まる一方でありますけれども、実際にワクチン開発が成功した場合に、混乱なく、できるだけ早く、多くの方に接種を行っていただくことが重要となるわけでございます。特に、今般の新型コロナワクチン接種は、国民やメディアの関心も大変に高い中で、短期間で多くの国民を対象に行う必要があるという意味で前例のない事業となるわけであります。本日の質問では、この新型コロナワクチン接種に当たっての課題、特にリスクコミュニケーションに係る部分について、子宮頸がんワクチンの話題がありますけれども、正確にはHPVワクチンと言うのかもしれませんが、その例も参考にしながら伺ってまいりたいと思っているところでございます。まず、ワクチンについては、もう既にこの委員会等でも議論されておりますけれども、感染症の予防効果というワクチンの接種によって得られるベネフィット、有効性ですね、がある一方で、ワクチンの接種後には副反応が生じることがあり、その中の一部については重篤なものも含まれ得ます。これを完全になくすことはできないということでございます。この点について、厚労委員会に所属の先生方には常識なんだろうと思いますけれども、ワクチンには必ず副反応、リスクがあるということを国民全体で幅広く共有するということが、今後この新型コロナワクチン接種を混乱なく行うに当たって極めて重要なことになってくると思いますので、あえて強調させていただきたいと思います。厚労省の説明資料にもありましたけれども、例えば、季節性のインフルエンザの予防接種、これでも、発赤だとか膨張など接触部位の局所反応が九・一%、百回に約十回起きるということですし、また、発熱、全身倦怠感などの全身性の反応というものが一・五%の頻度で起きているということでございます。これらは軽度な副反応でありますけれども、重度な副反応、健康被害とも言えるのかもしれませんが、については、両足の力が入らなくなるなどのギラン・バレー症候群が百万人に一人、アナフィラキシーという、唇、手足のしびれ、まぶたの腫れなどのアレルギーの一種が一千万人に四人の頻度で発生をします。また、平成二十一年から二十二年に行われた新型インフルエンザの予防接種では、接種後の死亡例が百三十三例報告されています。こういうことは、知っている方は知っているんだろうと思いますけれども、余り御存じない方も多いんだろうと思います。そういったようなことも踏まえながら、厚労省に伺います。今申し上げたとおり、ワクチンには不可避的にリスクが内在をしておりまして、それを上回るベネフィットがある場合にワクチンの接種が認められるということになるわけですが、今回の新型コロナワクチン接種を実施するに当たってのリスク、ベネフィット、安全性、有効性についての基本的な考え方をまず改めて伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る