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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名福田昭夫(立憲民主党)

2021年4月16日

委員会名衆議院 財務金融委員会


「全く、びっくりしちゃうね。誰が考えても、税率を上げれば上げるほど景気は悪くなるんですよ。それこそ、みんな財布のひもを絞っちゃう。だから、消費は増えない。元内閣官房参与だった藤井聡先生によれば、実質消費が平均伸び率二・六一%だったものが、五%に増税したら一・一四%になっちゃった、八%に増税したら〇・四一%になっちゃった、一〇%に増税したら大幅下落したと。こういうことを、しっかり資料を出しておりますけれども。また、実際に、二〇一九年の十月に消費税率を一〇%にしてから去年の九月まで一年間に、これは自動車工業会や総連が言っているんですが、何と新車の売上げが九十五万台減ったというんですよ。まさに景気に大きな影響を与えるんですよ、これは。そうした認識がないと日本の行く末を間違うことになります。次に三つ目ですけれども、三つ目は、平成九年、一九九七年、五%への引上げで、消費税創設の目的は、さっき何か福祉目的税なんて言いましたけれども、元々直間比率の見直しなんですよ。直間比率、これは、当時の議事録を読んでみると、当時の宮沢大蔵大臣が直間比率の見直しをしたいということで提案していますよ。私に言わせれば、もう既に五%に上げたときで直間比率の見直しは終わっているんじゃないか、こう私は指摘をしたいと思います。資料の一を御覧ください。資料の一、これは国民所得比の推移です。この欄を見ていただいて、平成九年を見てください。一九九七年、五%。このとき、国民所得比で見ると、個人所得課税が七・七%、消費課税が六・二%、法人所得課税が五・六%と、もう既に五%で、消費税は二番手になっていますよ。もうこれで直間比率の見直しは終わりですよ、実は。にもかかわらず、どうしても消費税を上げたくて、どんどんどんどんやってきた。これは大きな間違いです。その結果、先ほど申し上げたように、どんどんどんどん景気が悪くなってきて、経済は成長しなくなった、財政も悪くなった、税収もほとんど増えない、そして賃金も下がるばかり。こんな経済の悪循環をつくり出したのが、実は、この消費税の創設と同時に、法人三税を下げて、所得税と住民税を大幅減税した、その結果ですよ。これをずっと見ていただくと、平成十年から、消費課税が所得課税と同等になったり、上回るようになったり、下回ったりしてきますけれども、平成二十六年、八%になったときから、もう消費税は断トツの一位です。令和二年度、これは予算ベースですけれども、ここへ来ると完全に、一〇%で、消費税率が九・四%、所得税が八%、法人税が五・四%、えらい差が開いちゃっているじゃないですか。税は国家なりといいますが、やはりこんな不公平な税制は駄目ですよ。ちゃんと経済もよくなり、財政もよくなり、税収も増えて、そして賃金も上がるような税制にしないと私は駄目だと思います。こうしたことに対して、何か感想はありますか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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