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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名井上英孝(日本維新の会)

2020年2月17日

委員会名衆議院 予算委員会


「次に、クルーズ船のダイヤモンド・プリンセス号への措置についてお聞きいたします。検疫のために五日から横浜港に停泊を余儀なくされていますけれども、一部の、さまざまな事由で下船をされています。現在も三千人近くの方々が船内に残されている、心身ともに大変厳しい環境下に置かれているというふうに思います。個室待機を要請しても、感染を食いとめるというのにはやはり限界がありますし、船内感染という勢い、感染者は日々、加速度的にふえているというのが現状であります。これも十五日の時点ですけれども、海外メディアなどでは中国本土に次ぐ大きな感染源と指摘されているというように、既に、国内へのウイルスの流入というのを阻止するという最初の目的だった、先ほど大臣もおっしゃった水際対策という枠はもう超えているのではないかなという気がいたします。多くの乗客乗員の方々を船内にとどめて隔離しておくという大義はなくなっているのではないかなというふうに思います。過去に経験したことがない大規模な検疫に踏み切り、政府にとって想定外の事態に直面しているということは、これは否定できないと思いますが、確たる法的根拠もなく、隔離設備も整っていない船に二週間隔離して身体を拘束する、これは、非常に感染を拡大させた責任というのも一方でこれから議論としては出てくるのではないか。これはまた歴史が証明するかというふうに思います。今回の新型コロナウイルスの流行において、世界を見渡せば、地中海のクルーズ船で感染者が確認されて、六千人を超える乗客乗員が一時足どめをされました。イタリア政府は、二人の感染者について処置した後、十二時間で乗客は解放されたという話であります。翻って、日本政府の対応はどうだったか。物理的事情を理由に乗員乗客へのPCR検査がなかなか進まなかったことも、停留をこれだけ長引かせている大きな原因だと私は考えています。政府は、おくればせながら検査体制を強化して、乗客乗員全員の検査をした上で、感染していなければ十九日以降に下船をさせる方針だというふうにお聞きをしています。でも、それではやはり十分ではないというふうに思います。やはり、一定期間ずっと船内に、検査によって新たに確認された感染者の濃厚接触者は一定期間船内にとどまり続けるという方法しかないからというふうにお聞きをしています。これでは、いつまでたっても検疫が終わりを迎えることはないのではないかなというふうに思います。これまで政府がとった措置が現時点で失敗だということは言いません。焦点は、まさにこれから先の対応にやはり絞られているというふうに思います。折しも、昨日、アメリカ政府が、乗船していた米国人とその家族の四百人のうち三百二十八名とお聞きをしていますけれども、帰国をされたというふうに聞いていますし、今後、カナダ、イタリア、オーストラリアもそういう方向だというふうにお聞きをしています。日本政府は、アメリカの申出に応えたように、残りの乗船者に対しても同様に船から退避をさせるという措置をとればいいと考えていますけれども、総理にお伺いをしたいというふうに思います。検査の実施を待たずに全乗員乗客を直ちに下船させるということをどのように考えておられるか。このクルーズ船における検疫、この検疫の出口について、政府としてどのような戦略を描いておられるか、お聞かせいただけますでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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