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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名石田まさひろ(自由民主党)

2014/5/20

委員会名参議院 財政金融委員会


「まず、一つ目でございます。投資を活発にするには、投資家が持つ投資にまつわる不安を取ること、軽減することがとても重要だと思いますけれども、家計は素人ですから不安の解消なくして投資はなかなかできないと思います。ただ、実際、投資をしようと思っても、例えば企業の収支計画などを見ても対前年度比何%増だとか、そのために何々の事業を黒字化しますとか書いてあるんですけれども、それ本当かなと、なかなかこういう感じがしてその不安というのは消えにくいものじゃないかなと思っていますが、確かにこの数字だとか見ても、この計画が本当にいろんな不確定な要因の、変動幅だとかそういったものを十分議論をしているんだとか、この根拠となるデータはどういうものか、それは本当に変動がないのかとか、そういったものの問いが明確になっていないからだと思います。この不明瞭さが、投資家からしたら何か計画の説明を受けたときに煙に巻かれるというか、そういった感覚があってなかなか投資に行かない、こういった場面も多いんじゃないかと思っていますので、投資への不安をなくそうということがとても大事だと思いますが、幾つかの取組が進んでいると思います。まず、コーポレートガバナンス、確かに企業が統治がうまくいっていないというのが分かれば、たとえ計画がうまくいっているように見えても投資家はさすがにその企業には投資する意欲はなくなると思いますので、こういう観点でもとても重要だと思いますし、今議論になっているのが日本版のスチュワードシップ・コード、これもとても大事だと思いますが、投資する側が、簡単に言ったら外部から経営をバックアップしていくという、こういった仕組みでもあると思うんですが、これも確かに投資家の投資意欲を増す仕組みだと思います。ただ、なかなか、私もどちらかというと素人に近いかもしれません、すっきりとこないんですね。何か分かるような気はするんだけれども、もっと経営者の本音とか哲学とか、そういったものがなかなか見えない感じがしてならないわけであって、経営者も、外部から言うといっても、本音言うと、成長投資しろというのは大体分かっているんだけれども、どうしたらいいか分からないと、そこをやっぱりもっとはっきりさせてほしい。つまり、経営者自身の不安がある意味投資家の不安を投影しているんじゃないかというような気持ちもあります。アベノミクスが始まったときの安倍総理もそうでしたけれども、やっぱりああいう確信的に物を言っていただくとすごく安心して投資する気持ちになるんですね。やっぱり経営者がそういった気持ちをしっかりと持てるように、そして投資家がこの企業に投資したいと思えるようにするために、もっともっと努力しなければならないと思いますが、そういった視点で、今言ったコーポレートガバナンスですとかスチュワードシップ・コードなどというのは投資を促進するという意味でどういった効果があるのか、是非御教示いただきたいと思います。」 「先日、日経新聞に大阪ガスさんの話がありまして、それちょっと面白かったんですね。冒頭、「大阪ガスの株価がさえない。」と始まっているので批判的な記事かなと思ってよく読んでみたら、どちらかというと前向きなんです。むしろ、大阪ガスはこれからガスだけでは厳しいから新規事業をしていくという形なんですけれども、読んでいると、新規事業を立ち上げようとするときに経営者は結構成功を確信を持っている感じが伝わってくるような記事で、ああ、これはいいかななんて思ってしまうわけなんです。どうしてそういう感覚を得るのかなと思っていろいろとやってみたんですけれども、やっぱり経営者が確信を持って、何か未来を語る内容を持っている感じがしたんです。そんなときはやっぱりやりたいな、投資したいなと思うわけですが。これは単に、いけるんちゃうかという思いでやっているだけじゃなくて、新しい計画の不確定な要因の変動幅は多分このぐらいあるだろうとか、根拠になるデータというのもいろんな変動幅があって、そういったものを感度分析だとか、言ってみたらシミュレーションですね、量的な分析をしっかりしているんです。しかも、している部門が、現場の部門とか経営部門じゃなくて、現場からも経営からもある意味中立、独立性を保った部門というのをつくって、経営者からも物を言う、現場にも物を言う、そういった部門でかなり客観的にやっているわけです。そういった客観的な定量的なシミュレーションがあるので、これを基にして経営者はこの事業は何%ぐらいの確率でいくな、ただしこれの条件が変わったらば確率はどう下がるな、ということを理解した上で新規事業の決断をしているという感じがしたんですね。つまり、未来をかなり論理的に考えているようなものでした。形や規則というのもとても大事かもしれないんだけれども、ある意味、経営者が未来への確信というのをちゃんと周りにも表現できるような姿がとても大事だと思うんですが、そのために、一つの方法かななんて思ったわけです。これ、なかなか法律にするというのは簡単じゃないんですけれども、今回のクラウドファンディングなど見ていても、どちらかというと成り済ましの防止とか不正の防止という観点が非常にあるんですけれども、もう一個進めて、やっぱり不安を解消して投資したいという、こういった思いで制度を考えていくことはとても重要かなと思うわけですが、是非その関係で大臣なりの御所見があれば有り難いと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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