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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名(※)土屋正忠(自由民主党)

2015/5/7

委員会名衆議院 憲法審査会


「過日、フランスにおいて、イスラム教の預言者を風刺する表現を掲載した新聞社の編集者をテロによって殺害するという事件が発生をいたしました。まことに深刻な事件であったわけであります。事が深刻な事態でありますので、軽々に発言するのは控えなきゃいけないんですが、この場合に求められたのは、表現の自由は無制限か、信教の自由、宗教に対する尊崇の念を持っている者に対する権利を侵害していいのかという極めて深刻なテーマではなかろうかと存じます。私たちが長年、現憲法下で考えてきた国民主権、基本的人権の尊重、平和主義などがこれからも継続されるべきだと私は思っておりますが、しかし一方で、前文を含めた、さまざまな形の、日本国が今置かれた立場、また未来にわたって行くべき道、こういうことを展望した形の日本国憲法のあり方はどうあるべきかということをこの事件は突きつけているというか、私たちに啓示しているんだろうと思います。」 「二年ほど前のこの憲法審査会におきまして、私は、世界各国の憲法との比較がよくなされるわけでありますが、これらについて、神または特定の個人の名前を前文の中に記載しているものがあるのかどうかということを衆議院法制局に調べていただきました。その結果、今ちょっと手元に数字はないんですが、前文がある憲法が世界じゅうで五十幾つ、そのうち、神または固有名詞を入れている、こういう国が、たしか二十九ぐらいだと思いましたが、あるわけであります。その中で強く印象に残っておりますのは、例えば、イスラム教国には、当然のことながら、イスラム教国としての教義、それに基づく考え方がなされているわけであります。さらにまた、キリスト教が主流となっているいわゆるヨーロッパの国でも、神をうたった前文があったわけであります。さらにまた典型的なのは、中華人民共和国憲法では、前文の中に、マルクス・レーニン、毛沢東、こういうことが、人名が前文に明記されているわけであります。つまり、そういう価値観によって中華人民共和国を国家として運営していくんだということが示されているわけであります。」 「私たちがこれから、現憲法がGHQの強い関与によってできたということ、まさにこれは、主権は連合国軍にサブジェクト・ツー、支配下に置かれる、こういう条件の中で降伏をし、その結果としてそういう状態が続いたわけでありますが、今ここで、そのことが定着しているのか、普遍的価値が、意味があるじゃないか、こういう議論の前提に、日本国には日本国のたたずまいに合ったような憲法を、かつ、各国、近代民主主義国が採用している普遍的な価値観もきちっと取り入れた上で、日本国の憲法のあり方を考えていく、こういうことが大事ではなかろうかと存じます。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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