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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名柿沢未途()

2019年5月17日

委員会名厚生労働委員会


「根本大臣はお地元は福島でいらっしゃると思いますが、私が選挙区とする大都市のマンションの町においては、子育て世帯の九割以上が核家族で子育てをしている、こういう現状があるということでありますから、本当にそういう意味では、地域の目が入り、また必要な支援がどこで受けられるかということがわかるということが、孤立した、また閉じた家庭の中での虐待につながっていくようなそうした状況をなくしていくことにつながっていくというふうに非常に強く思います。今回の法案ですが、いわゆる体罰の禁止ということが法律上明記をされるということになったわけでありますけれども、体罰禁止と法律に書いたから体罰がなくなるわけではありません。子供に対する親の懲戒権についても同様だというふうに思います。むしろ、法律に書いたにもかかわらず、体罰や虐待の実態が変わらない、法律が社会の規範として機能しない、書いてあるけれども守らない、こういうことになってしまうことを関係者は実は危惧しています。そういう意味では、体罰によらないしつけが子育てにおいてより有効であるということを社会に、そして親御さんに知ってもらわなければならないと思うんです。日本の大人の六割近くがしつけに伴う体罰を容認している、そして現に子育て中の親の七割が何らかの体罰を実際にしている、こういう調査結果もあるわけです。体罰によらないしつけの手法として、カナダの児童心理学者でありますジョーン・E・デュラント博士によって考案されたのが、ポジティブディシプリンという考え方、直訳すれば、ポジティブディシプリンですから、肯定的なしつけということになります。このポジティブディシプリンというのは、もともとは、国連事務総長の依頼によって実施された子供に対する暴力の調査研究報告を踏まえて、その対策としてつくられたというものであります。基本的な原則は、次の四つです。長期的な目標を決めること、温かさを与えること、枠組みを示すこと、子供の考え方、感じ方を理解すること、課題解決型の手法をとること。これ以上詳しくは時間の関係で述べませんけれども、このポジティブディシプリンのジョーン・E・デュラント博士が、セーブ・ザ・チルドレンというNGOとともにつくり出した、科学的根拠と子供の権利に基づいた養育者のしつけ支援のプログラムもあります。前向きなしつけに行動を変えるためのツールであります。既に民間ベースでは大変注目を集めているこのポジティブディシプリンの考え方でありますけれども、まさに、体罰によらない子育て、しつけが、むしろ子供の成長にとってより有効であるということを、実際に子育てをしているファミリーの皆さん、そして社会全体に知っていただくために、これも大変有用な考え方だというふうに思いますけれども、これについて、ぜひ広めていただきたいと思いますが、御見解をお願いいたします。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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