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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名井上英孝(日本維新の会)

2019年4月12日

委員会名国土交通委員会


「昨年の夏ごろから、高層ビルなどの建物や橋などの鉄骨をつなぐ際に必要な高強度のボルトが全国的に不足し、納期が通常の四倍に当たる平均約六カ月となっているということであります。高力ボルトを使用する建設業者の八割超えが工期に影響が出ているということが、昨年十一月二十二日、国土交通省が九日間にわたって調査をされたというふうに聞いていますけれども、国土交通省の調査で公表されております。来年二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックや大型再開発などに伴う建設工事の増加で需要が拡大しているという、単純にそういうことだと思うんですけれども、大型施設だけではなくて、滋賀県の近江八幡市で、ことし四月の開園予定だった認定こども園の開園が一年延期されるなど、全国各地で建設工事の完成のおくれの懸念というのが生じているというふうにもお聞きをしています。実際、昨年の夏ごろからそういう話があって、ことしに入ってからも、熊本県のラグビーワールドカップの会場での大型スクリーン設置に関して、熊本日日新聞で二月十日に出ていますし、それから、ことしの二月の二十三日には、ボルト不足で政府が異例の安定供給を要請したというヤフーニュースも出ています。といったような、るる出ています。建設工業新聞なんかにも、足りていない、納期が長期化しているというような記事が今出ています。そういう中で、先ほども言いましたけれども、熊本市のえがお健康スタジアムでは、必要なボルト約二千個が確保できないということになっていますけれども、こうした事態を受けて国土交通省と経済産業省は、昨年十二月、ボルトメーカー団体に安定供給を要請して、さらに、二度目の緊急需要調査に乗り出したという報道も目にしております。まだ結果は、詳細は出ていないんですよね。そこで、お伺いをいたしますけれども、今回のように高力ボルト、ハイテンションボルトが全国的に不足している原因について、省としてどのように認識しておられるのか、分析しているのか、お聞きしたいと思います。」 「それじゃ、またさらに、先ほどるるいろいろな具体例も紹介しましたけれども、現在日本国内で施工中の建設工事において、高力ボルトの不足によりどれぐらいの工事に影響が出ているのか把握しているか、お答えいただけますでしょうか。」 「昨年末の国土交通省による関係団体への要請では、高力ボルトの需要安定化に向け、建設業等需要側に対し計画的発注等の取組を、そして供給側に対しては、経済産業省と連携し、安定供給に向けた協力を要請したということでありましたが、二度目の緊急需給調査に乗り出したということは、この要請自体、効果が出ていないということではないかなと思うんですね。業界に要請しただけでは十分な効果が出ないのではないかというふうに考えますが、国土交通省の見解と、今後どのようにこの状況を解消していくのか、お答えいただけますでしょうか。」 「国内のボルトメーカー、日鉄住金ボルテン株式会社など数社で毎月の生産能力が合計一万トン程度にとどまり、供給が追いついていないという話をちょっと聞いたんですけれども、また、ボルトの母材である特殊鋼線材は、需要が底がたい自動車部品でも使用され、必要量の確保も簡単でないというふうにお聞きをしています。そこで、お伺いをしますが、経済産業省では国内におけるボルトメーカーの供給量を把握されているのか、また、建設業界における高力ボルトの需給逼迫の事態に対して、メーカーに増産を要請するような対応が必要ではないかと考えているんですけれども、経済産業省の見解と、今後どのように取り組んでいくお考えか、お伺いをいたします。」 「合計一万トン程度というのが多いか少ないかというのは、客観的にはちょっと難しいですけれども、ただ、ヒアリングに来ていただいた経済産業省の方とも話をしたのは、ある程度、ボルトメーカーがつくっている数は把握できているわけで、それが、商社や途中の問屋におりる、おりないは別にしても、先ほど国交省局長がおっしゃったようなファブリケーターのところに流れていくのは絶対に間違いないはずなんですよね。だから、つくった数がファブリケーターのところにどれぐらい行っているのか、どれぐらいの期間行っているのか、間に入っている商社や問屋というのもある程度わかっているわけですから、その辺の数も含めてどういう状況になっているのかというのは、もう少し、統計がないというふうにはお聞きはしているんですけれども、これだけ逼迫して、気づいてから、それから要請を出しても、納期も含めて悪化するということになると、看過できない問題ではないかなと。今、オリンピックそれからパラリンピックの会場も含めて、それから、これからは今度、関西方面では万博だとか、また、大規模な再開発もこれから予定されています。そういった中で、こういうことがずっと続くようですと、非常に大問題ではないかなというふうに思います。ボルトメーカーもボルトメーカーで、過去の元気のない時代もありましたので、非常に大変だというふうにもお聞きもしていますし、メーカーはメーカーで一生懸命多分おつくりいただいているのではないかなというふうには推察するんですけれども、それがどのようにきっちりと流れているのかということは、改めて、経済産業省のみならず、国交省とも協力しながら明確にしていただいて、原因を一日でも早く究明していただいて、納期がおくれるということに関しては早く手を打っていただきたいなというふうに思います。納期がおくれるのみならず、ボルト不足に備える建設現場からも必要以上の発注が発生し、納期だけじゃなくて価格も、昨年春から秋にかけての半年余りで三万円程度、冬場にかけては更に一万円程度高くなった、これは多分一トンに対してだと思うんですけれども、という話もお聞きしますし、報道等でも流れています。メーカーの増産がままならない状況であるならば、日本国内メーカーだけに頼らず、海外からの輸入というのもふやす必要があるかと思います。それは、やはり工事の遅延を防いで価格を安定化させるという意味では大事ですけれども、当然、JIS規格をしっかりと受けて通ったものがされるべきだと思うんです。あるボルトの関係者は、これはヤフーニュースで見ると、不足が解消する感触が得られなければ、価格がまた上がる可能性があると懸念しているというようなコメントもあるので、一概に海外からというのもあるんですけれども、今、韓国製のものなんかを使われていると聞くんですけれども、その辺の国交省の見解をお聞かせいただけますでしょうか。」 「もう時間もありませんのでちょっとはしょりますけれども、まず、やはり、先ほども含めた建設業の現場で働く人材をしっかりと確保して育成していくということが大事でありますけれども、そして、その技能者がしっかりと評価されるということが非常に大事だというふうに思っています。国土交通省は、その技能を評価する建設キャリアアップシステムというのを導入して、ことしの一月から限定運用、それで、今年度、四月から、今月からは本格運用というふうにお聞きをしていますけれども、そもそも建設キャリアアップシステムというのはどんなものなのか、たっぷりと御紹介いただけたらと思います。」 「この建設キャリアアップシステムは、新在留資格である特定技能の方々、昨年の臨時国会で議論になりましたけれども、や、以前からの技能実習生の外国人にもシステム登録を義務づけるというふうになると思うんですけれども、いかがでしょうか。」 「ぜひ、新在留資格である特定技能や技能実習生、要は、外国人に対して同じようなシステムをしっかりと導入するように、局長、お願いをしたいと思います。最後に、時間はありませんけれども、大臣、この建設業への、外国人労働者が増加することが予測されますけれども、積極的な環境整備を戦略的に行うことが必要だと思いますが、いかがお考えか、お聞かせいただけますでしょうか。」


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