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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名小林史明(自由民主党)

2020年02月25日

委員会名衆議院 予算委員会第一分科会


「きょうは、規制改革、特にデジタル規制改革について取り上げたいと考えております。昨年の十一月に自民党の行政改革推進本部規制改革チームからの提言を受けて、現在、政府の規制改革会議でもデジタル規制改革というのをトップに掲げて議論を進めていただいているというふうに認識をしています。これは技術の進展に伴って、さまざまな新たなデジタル技術を活用した、例えば保守点検であったりとか文書の手続等ができるようになってきているわけです。一方で、日本の法律を見ると、書面でなければいけないとか、対面、目視、目で見て確認しなきゃいけない、こういうふうに具体的に手法が書いてあることによって、新しいデジタル技術が実は活用できないという現状はあるというふうに認識をしています。これは全省庁、かなり細かいところにわたってあるものですから、きちっと、まさに規制改革会議が全省庁を横断的に、省庁に指示をして全てを洗い出していかないと、やはり日本においてイノベーションは起こらないですし、大臣のもう一つの担当である地方創生、ここも、地方にとってなるべく無駄をなくして、本来人が取り組むべきところに取り組む、こういったこともできないのではないかという問題意識で我々から提言をさせていただき、今議論をしていただいているところです。きょうは、そのうちの四つを具体的に取り上げて議論を進めたいというふうに思っております。一つ目は、障害者に関係するところで、障害者手帳についてです。障害者として認定をされると手帳というのが交付されるんですが、実は交付主体は自治体になっています。つまり、千七百十八自治体であったりとか場合によっては県が交付をするということなんですけれども、実際に調べてみると、何と障害者手帳のフォーマットは三百種類以上ある。ですから、自治体をまたいで障害のある方が手続に行くと、隣の自治体の方はその書類が正しいのかどうか判断がつかない。民間企業で何か割引をされるというふうになると、それが本当に、偽造されたものかどうか、これも確認するのは非常に大変だということで、煩雑になってしまっています。これに対して、実は障害者自身が立ち上げたスタートアップ企業で、障害者手帳をデジタル化するというサービスを提供している企業があります。非常にすばらしい技術で、すばらしいサービスなものですから、民間企業もデジタル化された障害者手帳を認定して、割引サービスを提供したりしています。これは大変いいことだと思うんですね。実際に障害者団体の方からヒアリングをすると、毎回毎回障害者手帳を持ち歩くというのは非常に負担があるということとともに、実は窓口で毎回障害者手帳を提示するというのは個人情報を全て出すことになりますから、これも非常に負担がある。一方で、事業者さんからすると、フォーマットが一つに統一をされているので確認がしやすいというメリットがあると言われています。ただ、これだけ民間が認めている一方で、実は自治体や行政が提供しているサービスの窓口に行くと、これはやはり紙でなきゃだめだということになってしまうわけです。これは確かに、自治体が所管をしているから国としては何ともしようがないということなのかもしれませんが、これはこのままほっておいていては、こういう分野はいつまでたっても効率化されないということになります。そういう意味で、ぜひ、フォーマットの統一であったりとか手続の統一化というのは国が主導して標準化をしていくという方が、自治体にとっても楽になりますし、障害者自身にとっても楽になるのではないかというふうに思います。そういった検討をぜひ進めていただきたいという御提案と、一方で、通達という形でこういうデジタル化を認めていいんじゃないかというのを、実は国交省が先んじてやっています。例えばJR、こういったところに障害者手帳のデジタル化を認めて、しかも窓口に行かなくてもいいように手続できるようにしようということを、国交省が通達を出して、JR等がそれに対応したというのがあります。そこで、内閣官房に提案とともに質問ですけれども、内閣官房のIT室というのはデジタル手続法のもとにこういった手続をデジタル化するというのを推進している役割であります。ぜひ全省庁に、例えば所管する民間企業であったり所管する自治体の業務に対して、デジタル化を認めてはどうか、こういう通達を促してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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