希望日本研究所とは、「希望あふれる日本」にするためには何をすべきかを常に考え、提言し、実行していく場所です。

希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名杉久武(公明党)

2020年5月12日

委員会名参議院 財政金融委員会


「続きまして、企業決算の延期についてお伺いをしたいと思っております。我が国の上場会社の多くは三月末決算でございます。新型コロナウイルス感染症のため、各企業の決算事務や監査法人による監査が大幅に今遅れております。私も長年、公認会計士として監査の現場で働いておりました。海外の子会社から本社に送る決算書を見ている時期もありましたし、本社で海外からのものを集計する、そういった立場でも仕事をしておりましたけれども、こういった事態というのは正直私自体も経験をしたことがありません。金融庁が事務局となっております新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた企業決算・監査等への対応に係る連絡協議会が四月の十五日に、「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた企業決算・監査及び株主総会の対応について」と、こういったものを公表されまして、こういった緊急事態のときに柔軟かつ適切に対応していくことが必要であるという声明を出されたところであります。一部調査によりますと、三月末決算の延期を発表した上場会社は、ちょっと古い情報ですけれども、四月の二十三日の東証の調査でも、既に三月決算企業の約一割が延期を発表しておりまして、こういった中、この決算の集計作業が遅れる中で株主総会を通常どおり開催することにこだわると信頼できる財務諸表を示すことができない、企業決算にモラルハザードの懸念が生じている、こういう事態であると考えておりまして、こういった状況に対しまして所管である金融庁からの御見解を伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

戻る