希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名杉久武(公明党)
2020年11月27日
委員会名参議院 災害対策特別委員会
「残念ながら私の地元大阪府は今導入していないという状況を確認をしておりまして、制度があれば今おっしゃっていただいたように二分の一国庫負担があるということで、部分もあるということですので、やはりあとは、制度は私個人的には発災してからつくっているのではやっぱり機動性に欠けるかなというふうに思っておりますので、是非、各自治体で導入されるように後押しをしていただければというふうに思います。最後に、本法案からは少し離れますが、私も一年余り委員長席からこの本委員会、質疑の模様を見ておりまして、一つ気になる点がございます。それは、いつも御答弁いただいております内閣府の皆様についてであります。そもそも我が国の災害対策は内閣府の防災担当が中心となって行っていただいておりますが、頻発し激甚化する自然災害に対して、国民の命と暮らしを守る司令塔が内閣府の中にある他の政策統括官と横並びであるという今の現状ですね、少なからず違和感を覚えておりました。つまり、政策統括官、括弧、防災担当という構図、これが統治機構上ふさわしいのかということを考えていたわけであります。具体的な例を申し上げますと、特に若く優秀な防災担当の方のお名刺を頂戴しますと、政策統括官、括弧、防災担当付、括弧閉じる、参事官、括弧、何々担当、括弧閉じる、付参事官補佐、括弧、何々担当、括弧閉じるという、こういう名刺になっているわけでありまして、大変申し訳ないんですけれども、正直何の役職かよく分からないという現状でありまして、名は体を表すと言います。ネーミングからして、どういうことをやって災害にどういうふうに対処していくのか、正直要らぬ心配をしてしまうわけであります。災害に即応し、復旧復興に継続的に対応していくために、防災担当部局の権限強化、人員確保は当然のことでありますけれども、それと同じように、誰から見ても我が国の災害対策の司令塔はここなのだと分かるような防災担当部局の在り方について是非検討していただいてもいいのかなと。やはりこの自分がやる役割の肩書というものはその本人の仕事のやっぱりやりがいにもつながっていく部分であろうかと思いますので、少し変わった視点からのちょっと御質問になりますけれども、まずこの防災担当部局の在り方、今なぜこうなっているのか、当然理由もあろうかと思いますので、その辺りについて事務方に確認をするとともに、最後、大臣に御見解をいただければと思います。」