希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名岸本周平(国民民主党)
2020年12月1日
委員会名衆議院 東日本大震災復興特別委員会
「そこはきちんと説明をしていただければ、科学的な説明はできるだろうと思います。しかし、科学的な根拠を示すだけでは、必要十分条件の必要条件なんですね。十分条件ではないんだろうと思いますが、まさにおっしゃった風評被害の問題で、安全性だけではなくて安心ですよね、安心というのがないと、この風評被害の壁を乗り越えることができない、そういうことだろうと思います。これは本当に難しい問題で、小委員会の皆さんの報告書を何度読んでも、そこは非常に難しい。それは江島副大臣も身をもってお感じだということなんですけれども。例えば、言葉で言えば簡単ですけれども、透明性、情報公開に徹する。これはさっき玄葉委員もおっしゃっていましたけれども、全ての事実、皆さんにとって有利な事実も不利な事実も全部、ともかく情報公開するということが大事だろうと思いますから、先ほどの高橋委員も触れられましたけれども、再処理施設における基準であるとか、再処理施設からは実はトリチウム以外のものを含んだ、核燃料デブリを通ったのと同じ水が出ているんですよとか、そういう情報も提供していただきたいと思うんですが。何しろ、当事者である皆さん、当事者である政府、当事者がやっていますと、これはなかなか、やはり国民の側もいろいろな場面で不信があるわけですよ。それは申しわけないけれども、政府に対する不信がこれまであった、それは常にあるわけで、そうすると、やはり第三者機関というのが非常に大事になってくると思います。第三者機関によるモニタリング、これをともかく、仮にですよ、海洋放出するということが決まった後、徹底的にモニタリングをしていただくということが非常に大事になってくると思うんですけれども、その際に、やはり原子力関係でいえば、国際原子力機関、IAEAの権威というのが非常にあると思います。そういう意味で、安心を私たち国民に届けていただくために、国際原子力機関、IAEAによるモニタリングのようなことについて、確信を持って、責任を持ってやれるというようなことは、副大臣、おっしゃれますか。」