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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


議員名古賀友一郎(自由民主党)

2014/11/10

委員会名参議院 地方創生に関する特別委員会


「この人口減少の問題については、私は最も如実に表れているというのはやはり離島だと思うんです。私の地元長崎県は、日本一多くの離島を抱えている県であります。島の数は五百九十四、そのうち有人島だけでも七十余りあります。その離島が著しい人口減少に悩んでいるということでございまして、例えば対馬市においてはこの五十年間で約七万人から三万三千人に、もう半分以下になってしまいました。壱岐や五島ももう似たり寄ったりであります。全国の離島も恐らく同じような状況であろうというふうに思っておりますし、このままでは我が国の離島が次々に無人島化していきかねない、そういう危機感がございます。このことは、地域社会の維持が困難になってきているという問題だけじゃなくて、特に長崎県下の離島のように外国と国境を接しているいわゆる国境離島が無人島化していくということは、国防上も大変大きな問題だというふうに私は認識しております。尖閣諸島もかつてはかつおぶし工場ということで日本人が二百人以上住んでいたというようなお話も聞いておりますけれども、最近の尖閣の問題あるいは小笠原の状況を見ておりますと、一層その思いを強くいたしております。島に日本国民が住んでいるというのは、我が国の領有を端的に示すものでありますし、また、島民がいることによって外国に対する監視機能を持つというわけでありますが、それが無人島化してしまいますと、その機能を、じゃ自衛隊であるとか、あるいは海上保安庁であるとか、そういう機関が代替をしなければならないというわけでありまして、そのためにも多大なコストが掛かってくるというわけであります。したがって、私は、特にその国境離島に国民が居住をするということはそれ自体が国家的利益にかなうことであると、このように思っておりますけれども、この点について、安全保障に造詣の深い石破大臣のお考えを伺いたいと思います。」 「この離島振興策については、これまで累次にわたっていろんな対策が講じられてきておりまして、最近は、本県選出の谷川弥一衆議院議員が中心となりまして、いわゆる国境離島新法の制定に向けて検討が進められているという、我が党の方で進められているというところであります。ただ、私のこれまでの印象といたしますと、この離島振興策というのは、海上輸送費の助成にしても、例えば公共事業の補助率のかさ上げにしても、離島の不便さの解消であるとか、あるいは本土との格差解消、そういうレベルにとどまっていたんじゃないのかなという印象を持っております。言うならばマイナスをゼロに持っていくような発想。ただ、私は、現在の離島の現状を考えれば、今回の地方創生を契機として、離島に住み続ける、あるいは本土から離島に移ってくる、そういうことがむしろ有利になるような、そういう思い切った政策を打ち出すべきではないかなと、このように思っているわけであります。そこで、具体的に一つ申し上げたいんですけれども、離島に住む人の税金、これを軽減するということが一つ考えられるんだと思うんです。最近、地方の企業について税金を安くするべきという意見が聞かれるようになりまして、たった今も堂故議員が御指摘になりまして、先日の本会議でも我が党の中原八一議員も指摘をされました。また、これは衆議院の方でも、地方公聴会その他でそういった意見が出ておるようであります。私は、この企業の問題についてもそのとおりだと思うんですけれども、離島については、住民個人についても軽減措置を考えていいんじゃないかなというふうに思っております。こういう話をいたしますと、一国二制度はいかがなものかという話がすぐ出てはくるんですけれども、実は自治体レベルでは既に、一国二制度ならぬ一自治体二制度というものは実は地方税法上制度がありまして、これは不均一課税というんですが、地方税法の六条二項にあるんですけれども、公益その他の事由により必要がある場合には、その一部の人だけですね、自治体の中の一部の人だけ税を軽減する制度があるというわけでありまして、言わばこれを全国レベルでやってはどうかと、こういう話なわけであります。当然いろいろ検討しなければならないことはあろうとは思いますけれども、私は、その政策効果を見極める、そういう意味合いからも、まずはこの離島を対象にしてやってみるということについて、これ検討する価値はあるんじゃないかなと、このように思うんですけれども、大臣のお考えを伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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