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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名西田実仁(公明党)

2014/10/28

委員会名参議院 財政金融委員会


「次に、円安につきましてもお聞きしたいと思います。総裁は、先ほど御答弁でもありました、円安については全体としてプラスであるというふうに評価されておられます。その根拠についてお聞きしたいと思うんですけれども、私なりに国際収支へのこの円安の影響というものを試算をしておりますが、時間もありませんのでそれをネグりますけれども、基本的に為替益、為替損それぞれ輸出入に関してありますけれども、加えて、輸出に対する数量効果というのもございます。この輸出の数量効果については、いわゆるJカーブ効果というものによりまして上向きつつあるわけであります。九月の貿易統計が先日発表ありました。輸出数量は順調に伸びているわけでありまして、三か月移動平均で見ますと、二〇一三年の二月を底にいたしまして今一〇%ぐらい増えているわけであります。時間の関係でまとめて質問しますが、総裁は円安のJカーブ効果についてどう認識されているのかというのが一点。さらに、日本経済全体ではプラスであったとしても、当然、この円安のプラスを享受できるセクターと、それからマイナスを被るセクターというのが当然異なってくるわけでありまして、円安の影響に極端な偏在が見られることに対して、総裁はどう対処すべきとお考えになっているのかというのが二点目。済みません、まとめて、もう時間ないのでお聞きしますけれども、三点目でありますけれども、購買力平価は、いろんな計算の仕方がありますけれども、OECDでは百三円、まあ百三円程度であります。それを超えた円安というのは逆に経済のひずみを拡大してしまうんではないか、更なる追加緩和は控えるべきではないかという意見がございます。と申しますのも、総裁はこの今の円安、円の水準は経済のファンダメンタルズを反映しているものであるという認識も示されておりますけれども、むしろそのファンダメンタルズで数字を見ますと、例えば貿易赤字、日米間では逆の方向を向いているわけでありますし、また、日米の実質短期金利差ということを見ても、日本が米国よりも高くなっているのは事実でございまして、むしろファンダメンタルズを反映するのであれば、円安に向かうというよりも円高の方に向かっていくべきではないかというふうにも思ってございます。以上、三つまとめてお聞きします。一つは、円安のJカーブ効果について。そして、円安のマイナスを被るセクターについての、偏在する場合のその対処の仕方。さらには、本当にファンダメンタルズを反映したものと言えるのかどうかという、為替に関することでありますけれども、以上まとめて総裁の所見をお聞きしたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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