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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名松沢成文(みんなの党)

2014/11/4

委員会名参議院 予算委員会


「まず、安倍総理、ここから歩いて二、三キロのところに皇居がございます。この皇居は、かつて江戸城であったわけですね。江戸城址であります。総理は、この江戸城にかつて荘厳な天守閣があったということを御存じだったでしょうか。それでまた、その天守閣は長い歴史の中でいつ頃存在したか御存じだったでしょうか。」 「さて、私は、やっぱり都市の文化、これ大事にしたいですよね。この歴史、伝統、文化のランドマーク、東京にもあったわけです。江戸城もそうでした。こういうものを復元していく、文化の復興というのは大変重要だと思います。そういう夢のある政策を国民みんなで実現していけば、そこに希望が持てるし、あるいは国民の自信にもつながる、誇りにもつながっていく、これが私は、郷土愛だとか、あるいは愛国心だとか、あるいはアイデンティティーというのにもつながっていくと思うんですね。歴史、伝統、文化の復興につながります。それから二つ目に、こういう日本の建築を復興させるということは、日本のこれまでの伝統的建築技術の継承につながるんです。例えば、お城を一つ造るとしたら、石積み職人、宮大工、あるいは瓦職人、そして左官職人、こういう業界は今仕事が少なくて、後継者もいなくて、どんどんどんどん技術廃れちゃっているんですよ。これは、天守閣を復興しよう、みんな集まれと言ったら、これは技術の継承にもなっていくんですね。そして、三つ目は、先ほど申し上げた観光の振興です。オリンピックに向けて観光振興をやっていこう、ビジット・ジャパン・キャンペーンもいいですよ。IR、例えばカジノも含んだIRも一つの観光の象徴になるじゃないかと。そうであれば、こういう文化の象徴も造っていけば、これは観光振興にもつながります。多くの外国人観光客は、なぜ江戸城にタワーがないんだと疑問に思うらしいんですね。みんな姫路城や大阪城の写真見ていますから、江戸城だから天守閣があると思ったけれども、ない。ここに荘厳な天守閣が復元できたら、大きな観光的魅力にもつながっていくというふうに思います。さて、こういう夢のあるプロジェクト、NPO法人の方も、江戸城再建をする会、もう四千人ぐらい会員抱えて一生懸命十年間運動してきているんですね。さあ、総理、こういう夢のあるプロジェクト、政治もその方向を見据えて一緒になって実現しよう、多くの国民は私、望んでいると思うんですが、総理はいかがお考えでしょうか。」 「ですから私は、今PPPと言われます、政府が条件整備をして、民間主導で、民間が寄附金を集めて、そして多くの国民、企業が参加して私たちの町のすばらしい歴史を復元し、それを将来に贈っていく、こういう夢のあるプロジェクトが実現できたら、私は、安倍総理、また人気が出ちゃうんじゃないかと思いますね。どうでしょう、こういう完全復元をするということと、もう一つは、PPP手法を使って民間資金でやっていく、税金は使わない、こういうやり方でやった例もあるし、私はできると思うんですが、いかがでしょうか。」 「実は、NPO法人の江戸城天守を再建する会の皆さんが今どんどん話を進めていまして、日本経済研究所に試算をしてもらったんですね。そうしましたら、木造で造った場合、建築工事費三百五十億円、そして経済波及効果は初年度で一千四十三億円、雇用誘発効果は初年度で八千二百四十人と、大変な経済波及効果がある、観光振興にもつながっていくということなんですね。これはある意味で、都市再生あるいは日本の成長戦略の起爆剤にもなる。総理は、IRを造っていくのは日本の成長戦略だと。ああいう近代的な観光資源もいいですが、すばらしい歴史、伝統、文化を持ったこういう観光資源を復元する。これによって日本の経済対策にもつなげていく。総理、いみじくも言っていただいた、実は今、日本各地で天守閣を木造で完全復元しようというところが恐らく十か所、二十か所あるんです。例えば、この近くだったら小田原城もそれ今議論しています。それから家康の駿府城、あるいは名古屋城も河村市長が言っておりますし、あるいは高松城、あるいは萩のお城。こうやって日本各地の城郭文化を復元していく、それも地域の力で復元していく。まさしくこれ地域再生じゃないですか。みんなで新しい目標を持って、地域のみんなが参加して、日本のすばらしい歴史、伝統、文化を再現して、そして多くの観光客を集めて地域再生につなげていく、こういう形に私はなっていくと思うんですが、いかがお考えでしょうか。」 「ですから私は、こういう大きなプロジェクトは、総理が推進している国家戦略特区、霞が関の規制の壁を大きな目標のために一挙にやっていこうじゃないかと、日本の経済成長につながるぞと、日本の文化、伝統の復興につながるぞと、そういう目的があるんだからこれは戦略特区でやっていこう、こういう発想があってもいいと思うんですよね。今、国家戦略特区、東京はあんまりいい目玉がないです。法人税の減税だとか特別な都市計画の規制緩和は言っていますけど、こういう夢のあるプロジェクトで、それこそ国家戦略特区を使って、政治のリーダーシップで霞が関の規制の壁を越えてやっていくんだ、これぐらいのリーダーシップを取っていただけたら、私は、本当に国民の皆さん、夢が持てると思うんですが、いかがでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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