希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
議員名柿沢未途()
2020年5月27日
委員会名衆議院 経済産業委員会
「梶山大臣のお人柄では、この御答弁は、必ず言うということだというふうに私は解釈をさせていただきます。ありがとうございます。RE一〇〇の電力・エネルギーシステムを構築しようと思えば、これは最も重要な一つは蓄電池ですね。テスラが殴り込みをかけてきているのは、皆さんもう御存じのとおりです。まあ、テスラはすごいんですよ。オーストラリアへ行かれたという話をされていましたけれども、実は、南オーストラリア州で世界最大のリチウムイオン蓄電池、総容量百二十九メガワットアワー、こういうのがあるんですね。ザ・ビッグバッテリーという異名で知られているんですけれども。その周りにもう風力発電の風車が林立していて、この風力発電をバックアップする役割を果たしているんですけれども、送電と蓄電を瞬時にリアルタイムに繰り返してブラックアウトの危機を三度にわたって救ったと。そして、電力供給の効率化によって一年間で日本円にして四十五億円を節約したと。南オーストラリア州の電気料金は、それによって何と九〇%引き下げられたということなんですね。そのように報じられています。テスラの家庭用蓄電池、パワーウォール、これは十三・五キロワットアワーの容量で九十九万円。国内メーカーの家庭用蓄電池と四倍ぐらいの価格差になりますね。一方、国内メーカーはどうなっているのかと思って調べてみると、二年前の二〇一八年の段階で「国内大手が住宅用蓄電池から撤退 NECに次いで東芝も」、こんな記事が出てくるんですね。もう太刀打ちできなくなってしまっているんですよ。蓄電池において、こんなにも内外価格差が開いてしまっている。このパワーウォールのテスラの九十九万円という国内価格は、恐らく、世界的に比較すればテスラのものとしてはそれでも高い発売価格だと思います。こんなことになってしまっているのは何でなのか、そして問題意識を感じないか、大臣にお伺いしたいと思います。」