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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

発言の詳細を表示します。


議員名井坂信彦(維新の党)

2016/2/22

委員会名衆議院 予算委員会


「ところが、軽減税率とインボイスが完全実施されると、これは資料一の中央のケースBの部分ですけれども、売り上げ一千万円以下の免税事業者はインボイスを発行できないので、免税事業者に百十円払って仕入れを行った企業は、十円を差し引くことができず、消費税を二十円納税しなければならなくなる。つまり、免税事業者、零細事業者から仕入れていた企業は利益が十円減ってしまうということになります。だったらということで、この右側のケースCのように、インボイスを発行できる売り上げ一千万円を超える課税事業者から仕入れた方が、これまでどおり仕入れ税額控除ができて、納税も十円で済む。このように、売り上げ一千万円以下の零細事業者、免税事業者から一千万円超の課税事業者に仕入れ先を切りかえる動きが日本じゅうで起こってくるというふうに心配をするわけですが、財務大臣の見解をお伺いいたします。」 「しかし、ちょっと一枚めくって資料二をごらんいただきたいと思いますが、例えば、この左側、課税選択をしても、これはインボイスは発行できますが、その分、これまで免税されていた消費税一〇%を納めなければならなくなりますから、零細事業者は利益が十円分減ってしまいます。また、最初から値下げをすればといいますが、これも当然利益が十円分減ってしまいますから、いずれにしても、売り上げ一千万円以下の零細事業者の経営は悪化するというふうに思います。これはどのようにやっても零細事業者の経営は悪化する方向に働くと思うんですが、重ねて財務大臣の見解を伺います。」 「加えて、もう一つあるんですが、これは設立直後の会社でも同じことが起こります。消費税が免税されるのは一千万円以下の零細事業者だけではなくて、会社を設立した最初の二期目末までは同じく免税される。これは、会社設立直後の大変な時期を乗り切るための事実上の大変ありがたい制度になっていたと思いますが、これも軽減税率とインボイスが完全実施されれば、同じ理由で、せっかく会社をつくったのに企業相手に物が事実上売れなくなってくる、こういうことが起こります。これは、起業とかあるいはチャレンジを応援する政権の方向性に真っ向から反することになると思いますが、財務大臣、いかがですか。」 「ここに加えて、インボイスを発行できない零細事業者は仕入れ先から外される、あるいは、それを避けるために課税事業者になったり安売りすれば経営が悪化する。いずれにしても、零細事業者の利益が大幅に減ることになります。大臣にお伺いいたしますが、先日来、麻生大臣の答弁、潰れる業者が百や千出るかもしれないと。この答弁は、誤解や失言では実はなくて、軽減税率やインボイスがこのまま何の手だてもなく導入をされれば、私は、むしろ万単位の廃業が出るのではないかと思いますが、いかがでしょうか。」 「大臣、ずっとそこの答弁を避けておられますが、この問題は、時間を置いても経営上の問題点は改善をされません。今おっしゃる限りでは、これは政府は時間だけ置くけれども、あとは個別の業者がこの問題には全部自力で対処せよ、こういうことをおっしゃっているんでしょうか。」 「ちょっと矛盾があるのは、それは、益税を許さないというその立場は、それはそれで一つの立場だと思いますよ。でも、それだったら、今回これをやって、益税を許さないと課税選択を迫られるのは、これは企業向けに物を売っている零細事業者だけですよ。消費者向けに物を売っている零細事業者はインボイスも関係ないですから、益税が残るじゃないですか。そこに差をつけるのは何でなんですか。企業向けは、時間だけ置くから、あとは自力で勝手にやってくれと。消費者向けは、インボイスも関係なく、これからも益税がずっと享受できる。この差をつけるのは何でですか。」 「ちょっと大臣に最後お伺いしたいと思いますが、先日、廃業に追い込まれる業者が百や千という答弁はこの場で訂正をされましたが、逆に、訂正されたということは、軽減税率やインボイスで廃業に追い込まれる業者は百も出ない、それは、そのように自信を持って今本当に思っておられるんですか。」


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